福山

アメイジアカラー講習

2026/7/28(火)

07-28 講義:新メニュー「アメージアカラー」の導入と活用戦略

美容師および営業担当者向けに、新メニュー「アメージアカラー(文脈上アミネージュア/アベジア等の呼称を含む)」の概念・特徴・導入メリット、カラー設計・補色運用・塩基性カラー活用、施術フロー、トリートメントライン選定、プレシャンプーの重要性、透明感の理論とSNSでの見せ方、販促・価格設定、顧客カウンセリングと体験設計までを包括的に解説した。アメージアカラーはカラーとトリートメントを同時進行で髪内部を改善していく「継続美」を目的とし、複数の成功事例や都内発のトレンド拡散を踏まえた全国展開の営業戦略も提示。後半ではモデルを用いたデモンストレーション、カラー後の「3番」運用や残留量コントロールの小技、ホームケア用ミニボックス施策など、即実務に活かせる内容が共有された。


知識ポイント

1.アメージアカラーの概念・特徴・メリット

  • 従来のトリートメントと一線を画し、カラー時の前処理の進化形として位置づけられる新しい入口(選択肢)メニュー。瞬間美ではなく継続美を目指し、繰り返し施術で髪の根本状態を改善。
  • 施術前に土台を整えることでカラーの持ち・ツヤ・均一性が向上し、ダメージ進行を抑制。塗布の滑りが良くなり、施術者・顧客双方のストレス軽減。
  • カウンセリングで「継続美」目的を明確化し、SNS由来の瞬間的な劇的変化との期待値ズレを防ぐ。セット販売で単価向上(カット・カラー・トリートメントの平均14,000円程度、地域差あり)。

2.施術フローと原理(プレシャンプー/1番・2番・カラー/同時浸透)

  • プレシャンプーでスタイリング剤・油分層を分解・リセットし、浸透阻害を防ぐ。キュッとしたクリーンな質感を作り、タオルオフのウェットで次工程へ。
  • 1剤(クリーム)と2剤(リキッド)を塗布後、流さず直ちにカラーを重ねる。アルカリとアルコール(2番)の揮発性を利用してケラチンなどの補修成分を髪内部へ押し込み、カラー放置中にトリートメントも同時浸透させ時短・効果向上。
  • トリートメントは「うっすら乗る」薄さが適量。過多は発色阻害、適量ならコーミングが滑らかでムラ低減。縮毛矯正毛などは根元・中間・毛先で薬剤設計を分ける。

3.カラー設計と赤み・オレンジみ対策(補色・濃度・分割設計)

  • 根元・中間・毛先の3分割でレベルと薬剤を最適化。日本人髪の赤み・オレンジみに対し、ブルー・グリーンを3〜5%(推奨は約3%)加え、寒色寄りへ補正。根元中心に補色を入れグラデーションで自然な仕上がり。
  • 忙しい営業では赤みが少ないブラウン系を常備し、少量の青・緑で微調整。アクセント素材での簡略運用も可。
  • ピンク高発色が必要な毛先には「縁切りレッド」を併用すると効果的。ナプラ、ミルボン、フィヨーレ等のレッド系動向を参照。

4.塩基性カラーと3%オイルの活用/カラーシャンプー自作

  • ブリーチなしの透明感作りに3%程度のオイル添加で硬さを緩和し、素材コストも低負担。アルカリで削り、塩基でしか入らない色味を少量併用して定着・深みを補強。
  • シャンプーに塩基性カラーを混ぜた自作カラーシャンプー(ワンプッシュ対3プッシュ目安、泡立て後の追い混ぜ)で、取り切れない部分にブルー・グリーンのフィルター効果を付与し、赤み再発を抑制。

5.トリートメントライン別特徴(青Dライン・オレンジ・緑)と材料構成

  • 青(Dライン):サラサラ・軽く滑らか。ブリーチ毛やハイダメージ、広がりに適し顧客に分かりやすい人気ライン。講義でも青ラインを使用。
  • オレンジ:しっとり・収まり。多毛向けだが重さを嫌う層には調整。緑もライン構成上存在し、質感方向で使い分け。
  • 1番クリーム+2番スプレーの重ねで塗りやすさと質感変化。羊毛ケラチンとカシミヤケラチン配合で滑らかさと補修性を両立。

6.透明感の理論・見え方・SNSでの最適化

  • 透明感は複合要因(柔らかい光、低彩度・高明度、低コントラスト、背景の白黒整理、情報量削減、ツヤ・光沢)で作れる視覚効果。アッシュは同トーンでも暗く見えやすいので認識合わせが重要。
  • 色の優先順位(赤<青<水色)が透明感知覚に影響。濃いブルーの活用で低彩度・高明度設計(イルミナ/アディクシーの設計理念)を再確認。
  • SNSでは滑らかなアイロン仕上げ、枝毛対策、光沢強調、過剰情報の排除で「映え」を最大化。撮影・編集のガイドライン整備が有効。

7.カラー後の「3番」運用と残留量コントロール(乾燥性・質感の両立)

  • カラーシャンプー後に「3番」を1番と同量で塗布し、揉み込み→流しが基本。効きは残留量次第で、取りすぎると効き低下、残しすぎると乾かない。
  • 泡立てテストで残留量を評価。泡が立てば乾く、立たなければ過剰残留。根元はしっかり流し、毛先は「乾く程度に残す」バランスを目指す。
  • お湯溜め+トリートメント少量でミスト化し薄く広げる小技。油分過多のコーティングは炭酸系等で適度に除去して質感改善。

8.営業戦略・導入と付加価値設計

  • 既存メニューと競合させず「顧客満足度を上げる新しい入口」として提案。他店との差別化・ブランディングの付加価値を強調。都内での普及が全国へ波及する見込み。
  • 材料コストは3%程度の追加で効果を高められ、未導入サロンでも負担が小さい。早期導入で検索ワード露出を確保。
  • 説明重視の接客で期待値を整合し、鏡前で工程可視化による“やった感”の提供で満足度と単価を向上。ホームケアのミニボックス(シャンプー・トリートメント・オイル)を付けた提案で体験価値を延長。

9.メニュー価格設定・販促サポート・新製品情報

  • 価格目安:既存カットカラーに+1,500円(2ステップ)、+2,500〜3,000円(3ステップ)。単体13,000〜14,000円、地域により2万円台も想定。
  • 認定ディプロマ、カウンセリングシート、蜷川実花氏ポスター、技術解説書・動画など導入サポートを提供。広告は「アミネージュアカラー」のカタカナ表記で認知を統一。
  • 香り(ローズ等)とまとまり重視の新製品群、オイルのミニサイズ同梱。目地・広がりを抑え、週2回・1ヶ月使用を提案。参考価格:400ml 3,900円、700ml 5,800円。

質問

施術・設計

  • 根元・中間・毛先の3分割設計で、補色(ブルー・グリーン約3%)を根元中心に入れる処方を作成しモデル施術で検証(2026-07-28以降)。
  • 3%オイル添加と塩基性少量併用のプロトコルを標準化し、材料コスト試算と導入可否を決定。
  • 自作カラーシャンプー(ワンプッシュ対3プッシュ、泡立て後追い混ぜ)をレシピ化し、施術後1週間の色持ちテスト。
  • ピンク系発色弱いケースで「塩基性レッド」へ切替比較(毛先定着・色ムラ)を製品別で測定。
  • 施術前専用プレシャンプーを全メニューに組込み、油分リセットと浸透検証。
  • カラーシャンプー後の「3番」塗布量を検証し、泡立てテストで乾燥可否を確認(2026-08-04までレポート)。
  • お湯溜め+ワンプッシュでミストトリートメントを自作し、根元のみしっかり流し・毛先は残す手法をモデルで検証。

ライン選定・教育

  • トリートメントライン(青Dライン・オレンジ・緑)の適応基準を顧客属性別に整理し、カウンセリングシートへ反映。
  • 鏡前工程説明スクリプトを作成し、アシスタント教育で“やった感”の可視化と満足度向上を実践。
  • 菱形・Aラインなどバランス良いシルエットの実習を行い、トップの取り方・顔中心の見せ方を訓練。

営業・販促・SNS

  • 店舗メニューへ早期導入し、関連検索ワードの露出強化。
  • ミニサイズボックス付きホームケア提案を標準化し、週2回・1ヶ月使用の販売実績と満足度を集計
  • 新製品の香り・まとまり効果デモと価格提示(400/700サイズ:3,900円/5,800円)を含む販促POP作成(2026-08-01まで)。
  • SNS投稿用の撮影・レタッチ手順(枝毛対策、滑らかなアイロン仕上げ、光沢強調)と透明感ガイド(柔らかい光、低彩度・高明度、低コントラスト、背景整理、情報量削減)を標準化。
  • イルミナ/アディクシー等の低彩度・高明度レシピ(濃いブルーで割る等)を整理しプロトコル化、カラーストーリーで発信(赤<青<水色の認知特性を反映)。

ルール整備

  • 会社方針・法的制約に配慮した施術レシピ共有ルールを整備(Tokio事例参照、アルコール入り「2番」使用時の注意事項明記)。
  • 顔色とのバランス確認チェックリストを作成し、パンチ過多を避ける運用ルールを共有

参加サロン様の感想

  • アメイジアカラーは塗りやすそうだと思いました。簡単に結果がでそうでいいなと思いました。
  • 透明感の言語化などができており、参考になりました。

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